(記事量4,198文字)
こんにちは(^^)
複利はパワーだぜ☆
どうもノートンです。
投資信託クイズ(複利はパワーだぜ☆)
新入社員の若者が2人います。
貯金君と投信君です。
2人とも老後が心配なので、退社までの40年間
貯金君は1日1,000円を銀行に貯金をします。
投信君は1日1,000円でS&P500の投資信託を買います。
条件は以下の通りです。
①銀行金利は0.01%
②S&P500の年利は過去30年間の運用実績 9.89%
③ひと月は30日とする。30,000円/月の運用で計算。
『老後2,000万円問題』なんて言われた時期も
ありましたが、果たして結果は!?
まずは投入金額に関しては2人とも同じなので
1,000円×30日×12ヶ月×40年=14,400,000円
1,440万円で2,000万円には届きませんね。
では運用結果を見ていきましょう。
貯金君
40年の運用結果
14,428,897円(+28,897円)
増加率0.2%
まあそんなもんかという感じですねヾ(・ε・。)
投信君
40年の運用結果
162,807,532円(+148,407,532円)
増加率1030.6%
んんんん?(・・?)1億6,280万円?
資産10倍、何だ計算ミスか?
ミスじゃありません。これが複利の力です。(」゚ロ゚)」!!
ちなみに投信君が1億円でセミリタイアをする場合
到達するのは35年目
そして5,000万でセミリタイアする場合
到達するのは29年目
後半の追い上げが凄いですよね(。・ω・)σ
5,000万円→1億まではわずか6年で到達します。
そりゃあ格差が無くならないわけですよ(´-ω-`)ウーーン
というわけで…まあライトユーザー向けに
投資信託(ドルコスト平均法と複利)の凄さを
手っ取り早く伝えましたが
もっと詳しく説明すると…
①日本の経済停滞は将来的な円安を招く。
②普通の国家は、毎年経済成長する。(除く日本)
③時間を味方にし、お金のない若者が億り人に。
④基本的には買ったら売らない。
この4点が重要になります。
日本の20年後、20年後の私達
①日本の経済停滞は将来的な円安を招く。
②普通の国家は、毎年経済成長する。(除く日本)
この2点はまとめて解説します。
我が国のインフラ・社会福祉・医療制度について
これらは決して当たり前のものではありません。
我々の祖先が粉骨砕身で働いて、経済成長させ
作り上げたシステムです。そもそも庶民が気軽に
病院に行ける国は世界で日本だけです。
批判が多い年金制度もそうです。
遺族年金という制度があり、(年金を払っていれば)
一家の大黒柱(父親)を亡くした家庭には
その子どもが18歳になるまでお金が支給されます。
(弱者保護・救済のシステムは他にもあります。)
ここまで弱者に優しい国はそうそうありません。
日本人は生命保険が大好きですが、ハッキリ言って
不要です。保険料を払うくらいならまとまった現金
を貯蓄する方がいざと言う時のためになります。
やるにしても非営利組織である共済の掛け捨ての
保険の方が総合的にコスパがいいです。
期待値投資と近い考え方ですが、自分の
未来に何か起こるリスクに対して備えるには
「それがどのくらい起きうるのか?」を考えるべき
なのです。日本人は不安症の人が多く、保険屋には
そういう所につけいられてしまいます。
(保険会社の読者さんごめんなさい)
引用 NHKスペシャル 人体Ⅲ 第5集
日本人の不安症については遺伝子的にも明らかに
なっており、いわゆる「ネガティブ遺伝子」を
持つ人の割合は米国67.7%に対して日本は98.3%
と言われています。
これマスクをする人の割合と合致するんじゃ…
まあ日本人は明るく見える人も結構無理してる
って事ですよね!栄光ある人が「何で?」っていう
くらい突然自死されたり。
自分をさらけ出して正直に生きれたら楽ですが…
それが出来ないから日本でTwitterは人気がある
のでしょう
すみません脱線しました。(話の脱線常習犯)
日本の福祉は素晴らしいですが、税金の配分が
メチャクチャ(圧力団体のいいなり)なのと
純粋に官僚機構が無能なため
(優秀な人を上手く活かせない組織構造や制度)
非常にコスパが悪いのです。
日本の改革は難しい
だからといって管理人は構造改革主義者では
ありません。こういった非効率極まりない
国家システムや岩盤規制は一方で外資系企業への
事実上の参入障壁となっています。
規制緩和なんてしたらどうなりますか?
それはメダカの池にピラニアを放つようなもので
外来種(外資系企業)によって固有種(日本企業)
は絶滅させられてしまいます。
そうなれば、祖先が築いたこの高度な社会福祉も
全て「外国方式」となり、崩壊します。
現状維持ではだめ、改革してもだめ
ん?この国、もしかして詰んでる?i||l|i(;゚∀゚;)||i|li; ザー
というわけで我が国の待ち受ける未来は
①徐々に円が信用通貨の地位を失い、円安が進む
②円が安くなるため、海外から買うものが高くなり
じわじわと物価が上がっていく。給料は同ペース
で上がらない(むしろ下がる)。
と考えられるわけです。だから米国の株に投資した
のと同じになるS&P500などは実質ドルを保有して
事にもなります。円安になると資産が増加するので
インフレ対策になる訳です。
海外の普通の国は毎年3〜7%経済成長してます。
ゼロ成長というのは、世界でも非常に珍しく
経済成長しないのは、治安が悪い国や内戦してる国
の特徴でもあります。日本は戦争していないのに
なぜか経済成長出来ていない国なのです。
(むしろ治安は世界一良い)
複利のパワーは前半で示しましたが、当然
30年間成長ゼロだと、だんだん他国に追い抜かされ
ていきます。じわじわとクールジャパンはチープ
ジャパンになります。カネの切れ目が縁の切れ目と
アメリカに見捨てられ、お近くの独裁国家に軍事
進行されるのが最悪の20年後でしょう(´・ω:;.:...
お金があれば、海外に逃げられるかもしれませんが
お金がなければ、奴隷か、○ろされるかです。
投資信託の普通の使い方
③時間を味方にし、お金のない若者が億り人に。
これは前半部で説明した通りです。継続は力なりと
いいますが、それが出来ないのが人間なので…
若い内から知って実践している人とやらない人には
40年でとてつもない差が生まれるわけです。
昔は金利が高かったので貯金でも問題なかったです
が、今は金利が低いので運用は自分で考える必要が
あります。
④基本的には買ったら売らない。
当然ですが、長期間保有を続けるのが重要なので
手数料が安い商品に切り替えたりというので
なければ利確も損切りもしません。
投資信託スイングトレード?
3,000字を書いた所で本題です。本題の方が
圧倒的に短文で収まりそうです。(なんでやねん)
投資信託は若者だけの金融商品ではない
今の話だと投資信託は若者しか使うメリットが
なさそうに感じます。しかしながらスイング
トレードの観点から見ると、むしろ退職金を貰った
リタイア直後の人が有効に運用する手段にもなると
思い至った訳です。
世界最強の投資家とは?
この世で最も強い機関投資家はGPIF
(年金積立金管理運用独立行政法人)です。
何が強いのかというと
株の比率が「何%」と運用ルールで決められていて
日本株が下がると資産内の比率が下がるので
買い増し、日本株が上がると比率が上がり売り抜け
という事を機械的にやります。
つまり安値買いの高値売りが自動的に無感情で
出来るためどうやっても勝つのです。また規模が
大きいので配当収入だけで莫大な額になります。
ただ、それはある程度まとまった資産がないと
マネするのは難しいです。だから若者よりリタイア
直後くらいの人向けの話なのです。
スイングトレードの観点から見た投資信託
スイングトレードに使うと考えて改めてまとめると
投資信託は案外有効です。
⑴ガチャガチャとトレード出来ない。
→約定はどんなに早くても翌日。
⑵約定が自動で決まる。
→トレードの上手い下手で利益に差が出ない。
自分で決めるのはタイミングのみ。
⑶投資金額がブレない。投資家側で決定できる。
→例えば株を買おうとした時、株価を決定
するのは市場なので、投資金額をコントロール
する事はできません。一方で投資信託は投資家
側に主導権があり、「何円投入する」と
決定できるので、計画通り進める事が出来ます。
慣れない素人が下手にデイトレすれば
火傷するだけです。若者なら資産溶かしても
何とかなりますが、退職後は洒落になりません。
ポートフォリオで投資信託の比率を決めて
国債、金、世界株、不動産で分散して
金融ショック時に株↓を買い、金や国債↑を売り
金融バブル時に株↑を売り、金や国債↓を買い
といった感じに1年程度のサイクルで機械的に
比率(ルール)に従ってやれば、まず負けません。
比率を考えるのが面倒ならGPIFのポートフォリオ
をそのままパクりましょう。
投資信託は気軽に売れないので金融ショック時に
握力を強めるにはとても有効なのです!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
↓アンケートご協力お願いしますm(_ _)m
謝辞
参考にさせていただいたもの
下記記事を読んだ時に閃きました。
S&P500の運用実績は下記記事を参考にしています。
NHKとはデータが少し違いますが(誤差レベル)
面白いので興味のある方は↓
※スターブクマ等の応援( ・∇・)
いつもありがとうございます!
コメント欄は記事下にございます!
コメントもいただけると嬉しいです(^^)