IPO投資家ノートンの徒然日記

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9割が敗北する敗者のゲームで凡庸なIPO投資家はこの先生きのこれるのか?

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優待タダ取り? 本当は怖いクロス取引

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(記事量2,585文字)

こんにちは(^0^)

好きな車内弁当はサバの押し寿司

どうもノートンです。

 

今日は株主優待のお話になります。

そもそも何で株主優待なんてあるのか(・・?)

下図は日本取引所グループのサイトから引用させていただきます。

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引用サイト

https://www.jpx.co.jp/equities/listing/delisting/04.html

東証には上場廃止基準というものがあります。時価

総額や株主数がある程度の基準を満たさないと

上場廃止東証1部から2部への指定替えされること

があります。(゚o゚;;

 

※もちろん基準を下回ったら直ちに実行されるわけ

ではなく、ある程度の猶予は与えられますが…

 

時価総額は分かるが株主数は何故?という疑問が

あるかもしれませんが、株主数が少ないとどうして

流動性落ちるので上場の意味が薄れてしまう

です。(´・ω・`)

 

東証1部の企業としては2部へ指定替えは都落ち

ようなもので受け入れられるものではありません。

メンツにかけて

また東証1部を目指す企業にとって株主数は

達成すべき目標のひとつです。(^o^)/

 

そこで株主優待が利用されるようになりました。

海外では不思議がられる(配当に回せ!となる)

システムですが、その本質は日本特有の

少数株主優遇制度なのです。

大株主にとっては基本的に得がありません。)

 

株主優待を実施する事で企業側は株主数を

稼げます

例えば、4人家族で1人が400株持つより

4人で100株ずつ持つと優待商品

4つ貰える訳ですから、皆で分けて持った方が

メリットが大きいのです。

 

集中、機動的な大量保有から少額、長期の投資

に力学が働きます。

 

ところが、そんな少数株主優遇制度があまり面白く

ない機関投資家達はある制度で儲ける事を考え

ます。(・ω・`)(証券会社もそれに乗っかります)

 

それが優待クロス(優待タダ取り)です。

 

優待クロスとは

優待タダ取りとも言われますが、当然ながらタダで

取れるわけがありません

( ^∀^)

 

優待を貰うためには権利日に現物株を所有している

必要があります。大抵は配当の権利日でもあるため

権利日の後に株価は下落します。

 

長期保有なら問題はないですが権利日後の株価下落

リスクを信用売りでゼロにして何とか優待を取ろう

とするのが優待クロスです。(・Д・)

 

信用売りとは、まあザックリ株を借りる契約です。

(゚∀゚)(借りてその場で売るイメージ)

つまり株を返せば契約終了

 

例えば…

自分が持ってる現物株と帳消しや(現渡)

市場から現物株を調達して返済など(返済買)

が出来ます。( ・∇・)

 

つまり現物株の購入と信用売りを同時にやれば

損益はゼロで固定されます。( ゚д゚)

 

しつこいようですが、これは株価変動リスクがゼロ

になるだけで他にも株を借りるための金利

手数料、また権利日を跨ぐと配当調整金の支払いが

発生します。

 

現物株をもっているので配当金は貰えますがこれは

税金で20%近く持っていかれる上、配当調整金の方

が少し高いためキャッシュフローとしては

必ずマイナスになります。(´・ω・`)

 

優待タダ取り(タダになるとは言ってない

( ̄∇ ̄)オカシイヤン

 

それでも、一般信用取引であればまあ総合的に優待

クロスはプラスになる事が多いです。

 

キャッシュフローはマイナスですがそれ以上に優待

商品の利用や金券を有効に使えるならば生活費が

抑えられますので。

 

ただし、そんなに上手い話はありません。一般信用

取引の株の在庫には限りがあり、それに対して

優待クロスの株需要は多いのですぐに在庫が

なくなってしまうのです。(´ー`)

※売り禁にする証券会社もある。

 

そこで信用取引には制度信用取引というものが

あり…逆日歩という毒饅頭を抱えているにも

関わらず、手を出す人はなくなりません

 

逆日歩の悲劇

優待クロスの実践法は大きく2つがあります。


1つは一般信用で早めにクロスする。リスクが低く、

損益計算も比較的容易。そんなに旨味はありま

せん。ギリギリまで粘ると貸株料は節約出来ます

が、今度は在庫が無くなります(・Д・)


純然たるゼロサムゲームなので需要超過してる現状

参入は難しいです。(人気銘柄は秒で在庫切れ


そしてもう1つ、制度信用を用いる方法です。

需要が過熱すると逆日歩という手数料が余計

掛かります。具体的事例があった方が

イメージしやすいでしょうか?


例えば1000円相当の自社商品(お菓子)

25440円逆日歩が付いたりします。(゚△゚;)え?

実話ですもっとヤバい事例も沢山あります


本末転倒というか…個人的にはハイリスク

ローリターンの投資だと認識しております。

 

ここで本題です

制度信用の優待タダ取りで一体誰がトクするのか?

それは...

機関投資家サマ&証券会社サマです

(*⁰▿⁰*)グヘヘ


これは優待タダ取りが過熱すればするほど安全に

ボロく儲ける事が出来るシステムです。

リスクは個人投資家に負わせ機関投資家&証券会社は

逆日歩や手数料広く深く搾取するわけです。

(*⁰▿⁰*)フハハ

こちらの視点だとローリスクハイリターンですね!


もともと少数株主優遇のため設立されたシステム

である株主優待制度はいつの間にか個人投資家

一方的搾取に利用されてます。(´・ω・`)


※ただしこれは優待企業側にメリットがないので

最近は一年以上株を保有する株主にのみ優待を出す

企業も増えています( ・∇・)


それもこれも優待を貰うことが自体が目的化して

しまっている優待中毒者の存在が、この一方的で

歪んだ賭場を生み出してしまっているのですが…

(´・ω・`)


まあ「タダ」なんて文言で何かを勧められたら

警戒する心を持ちましょう(・∀・)タダヨリタカイモノハナイ

 

※スターブクマ等の応援( ・∇・)

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